VOCALOID(ボーカロイド)などを使って制作した曲の著作権管理を行う「株式会社自主制作コンテンツ出版管理機構」が活動を開始

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株式会社自主制作コンテンツ出版管理機構

6月8日からVOCALOID(ボーカロイド)などを使って制作した曲の著作権管理を行う「株式会社自主制作コンテンツ出版管理機構」が活動を開始しました!

音楽業界では通常、JASRAC(日本音楽著作権協会)に登録することで、著作権使用料の分配を受ける形になりますが、個人でボーカロイド曲などを作っているユーザーの多くは登録などをしていないため、カラオケなどで配信されても楽曲使用料の支払いを受けられない場合があります。

そこで株式会社自主制作コンテンツ出版管理機構が著作権管理を請負い適切な対価を受け取れるように支援してくれます。

VOCALOIDの音楽出版社 (株)自主制作コンテンツ出版管理機構

特徴は以下の3つだそうです。

1.ボカロイド互助会
会員登録(無料)の上「ボカロイド互助会」の資格を得て頂き、意見交換、情報共有の場を設けます。複雑な音楽ビジネスの権利関係を一緒に研究(講習会)したり、コンテンツ制作環境の有用情報や同人イベント情報などを共有します。

2.レーベル機能
具体的な利用促進企画として、CD制作、レーベル機能を持つとともに、VOCALOID STOREやその他の販路で販売をいたします。イベント記念コンピレーションアルバム企画を請け負うなどして、幅広くその機能を発揮します。

3.段階的な管理形態
クリエイター自身による自己管理、当機構での管理、JASRAC管理(部分信託)と段階的な管理形態をサポートします。コンテンツ毎のフレキシブルな対応が可能な管理設計としています。
なお、音楽以外のコンテンツについてもその管理についての整備をして参ります。

今後はVOCALOID STOREなどでの楽曲販売やイベントとの連携などを進めていくそうです。